Black Sheep Of The Family

音楽(HR/HM)、アコギ、車、電化製品など気ままに綴ります。

Deep Purple 2018来日公演感想!(名古屋)

ゴンです。

10/15に名古屋センチュリーホールで行われた

Deep Purpleのライブに行ってきました!

 

完全ネタばれなので感想記事を書くのを延ばして

いましたが、ちらっとアクセス解析見たらライブ

行ったよ!の時のブログのアクセスがいつもより

多かったので、ちょっと後悔。

 

さて、今回のライブの席は通路を挟んで一番前の

列、しかも端ということで、背の低い私にはいい

席が取れました。

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開演前の様子。

当然ですが、私含めて来場者の平均年齢は高そう。

 

19:00ちょうどに暗転、オープニングの「火星」

が流れ、メンバーが登場し”Highway Star”が

スタート!大盛り上がり、と言いたいところだが

どちらかというと全体的に”ちゃんと聞いてますよ”

的な感じ。

 

”Picture Of Home””Bloodsucker”と続く。この

あたりはリッチー・ブラックモア脱退後演奏

されることが多くなった曲ですね。

 

気になったのはイアン・ギランの声が全く出て

いなかったこと。近年は昔の曲を歌う時かなり

苦しい感じだったのは分かっていましたが、

今回はそういうレベルじゃなく、風邪を引いた

のか?というくらいまともに出ていない。

 

それが顕著だったのが”Strange Kind Of Woman”

の演奏時。途中からオクターブ下げて歌っていて

まともに歌えていない。「The Long Goodbye」

と言われても仕方がない程で、さすがに限界

なのかな、と感じました。

 

ティーブ・モーズのソロの後、”Sometimes

Feel Like Screaming"が演奏。ソロの間に少し

体制を立て直したのか、ギランの声が少し

出るようになった。

 

ドン・エイリーのソロの後”Uncommon Man"。

そして”Lazy”。そこから、新作アルバムから

の演奏で、”The Surprising"、”Time For Bedlam"

”Birds Of Pray"の3連発。近年のアルバムの

曲に関しては、ギランは無理なく歌えている。

 

私は基本どのアルバムも聞きこんでいるので

最新アルバムの生演奏を聴けるのはうれしい

のですが、ライトなファンはそうではない

ようで、このあたりは完全中だるみ状態。

 

そしてドン・エイリーのソロタイム。

いきものがかりの”桜”の一部を弾いたりと、

日本を意識したものでした。

 

ドン・エイリーのソロはあったけど、いつも

やっていたスティーブ・モーズの”Well-Dresswd

Guitar"を含めたソロやイアン・ペイスのドラム

ソロがなく、ちょっと残念。

 

ドンのソロの後、”Perfect Strangers"が演奏され、

”Space Truckin'"、そして”Smoke On The Water”。

 

ここで一旦終了、アンコールの声を待つ為に一旦

引っ込むかと思いきや、殆ど間髪入れずに

”Green Onions"スタート、そして”Hush”。

 

”Hush"については、近年必ず演奏されていますが、

私個人はあまり思い入れがなく、「これ、いる?」

って感じ。”Hush"やるくらいなら”Speed King"

やってよ、っていつも思う。そしてラストは

お決まりの”Black Night”。約1時間半のライブでした。

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バックの演奏の安定感はさすが!ギランにはもう

少し頑張って欲しかったけど、年齢による衰えは

どうにもならない。そう思うと3月に見たジョー・

リン・ターナーは年齢が10歳程若いとは言え、

そこそこ歌えているのですごいと思う。

 

それなりに楽しめたライブでしたが、個人的に

今精神的にかなりまいっている状態なので、前

のようには楽しめなかったのが何とも・・・。

 

これはDeep Purpleメンバーのせいではないの

ですが、ただ周りも思っていたほど盛り上がって

なかった気が・・・。沢山のバンドが今来日します

が、結構名古屋飛ばしをされる理由ってこういう

ところにあるんじゃないかな、と思ってしまいました。