ゴンです。
今日はDeep Purple「Bananas」アルバムに
ついて書きます。
前作リリース後もツアーに明け暮れ、途中
キーボードのジョン・ロードの希望で
オーケストラとの共演も行い、バンドとしての
結束力はリッチー・ブラックモア在籍時よりも
良くなっていましたが、ジョン・ロードは
そろそろ終わりにした方がよいのでは?と
感じ始めていたようです。
確かにDeep Purpleに対する世間の評判は
決して良いものではありませんでした。
「リッチーのいないDeep Purpleなんて
Deep Purpleじゃない!」
と言われ続け、年と共に体力が衰え始めた
ロードはバンド解散を提案しますが、他の
メンバーの返事は「No!」でした。
そこで、ロードは元Rainbowのドン・エイリー
に後を託して、バンドを脱退します。
2003年、プロデューサーにマイケル・ブラッドフォード
を迎えて(再結成以降、プロデューサーはずっとロジャー・
グローヴァーが担当だった)アルバムが製作されました。
ラインナップは
Vo:イアン・ギラン
G:スティーブ・モーズ
B:ロジャー・グローヴァー
Key:ドン・エイリー
Ds:イアン・ペイス
スティーブ・モーズ加入後リリースされたアルバムでは
この「Bananas」が一番好きです!
全盛期のハードロックサウンドには及びませんが、最近
のアルバムの中では一番ロックしていると思います。
新加入のドン・エイリーも近年ではクリアトーンになって
サウンド」を再現しており、見事に若返っています。
特に”Sun Goes Down"は聞き応えあり!
”Bananas”でのモーズとドンの掛け合いもかっこいいし
これで駄目ならもうDeep Purple聞かなくてもいいから!
っていうくらいお勧めです。
思うにモーズもドンもヒュージョン系バンドを経由して
いるので、モーズはロードよりドンの方が相性が合うと
思います。
来日公演では、わざわざ通訳の人をステージに上げて
MCを翻訳させてたと思います。(Deep Purpleのライブ
を見過ぎていて、どの回がどんな内容だったかうろ覚え
ですが)