ゴンです。
今日はDeep Purple「Stormbringer(嵐の使者)」
アルバムについて書きます。
1975年リリースの本アルバム制作時のメンバーは
前作と同じカヴァーデール、リッチー、ヒューズ、
ロード、ペイスという第3期。
前作制作時にも脱退をほのめかしていたギタリストの
リッチー・ブラックモアでしたが、本アルバム制作時
はベースのグレン・ヒューズのソウル/ファンク的な
方向性の主張に嫌気がさしてきており、リッチーが
曲作りに関与していない曲が何曲か収録されています。
その為、今までのハードロック的なDeep Purpleを期待
したファンから酷評されてしまいます。
私も若い頃はこのアルバムに馴染めませんでしたが、
年を取って音楽の幅が広くなった近年では、悪くは
ないな、と思えるようになりました。
でもやっぱり”Stormbringer”、”Lady Double Dealer"の
ような従来のDeep Purpleっぽい曲が好きです。
このアルバムのラストを飾る”Soldier Of Fortune”は
リッチー・ブラックモアが後に現在の奥さん
(キャンディス・ナイト)と結成するBlackmore's Night"
のライブでも演奏されていますし、「期間限定Rainbow」
でも演奏しています。また、デヴィッド・カヴァーデール
も自身のバンドWhitesnakeで演奏しています。
”Holy Man”は2015年にWhitesnakeがリメイクしたバージョン
をベースに私もアコギ演奏で取り上げています。