Purpendicular(邦題:紫の証)
ゴンです。
今日はDeep Purpleの「Purpendicular」アルバム
について書きます。
ギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退し
再結成後最大の危機を迎えたDeep Purple。
1993年の来日公演はジョー・サトリアーニで
乗り切りましたが、パーマネントメンバーと
して、スティーブ・モーズが加入。1996年
「Purpendicular」がリリースされます。
ラインナップ
Vo:イアン・ギラン
G:スティーブ・モーズ
B:ロジャー・グローヴァー
Key:ジョン・ロード
Ds:イアン・ペイス
はっきり言ってリッチー在籍時のDeep Purple
とは全く別物。その意味ではトミー・ボーリン
在籍時の第4期と状況は似ていますが、今回は
黄金期のメンバーの内、ギラン/グローヴァー
が残っている為、「Come Taste The Band」
「Slaves And Masters」よりは私的には受け
入れることが出来ました。
妙に明るい曲やゆるい曲が多く、バラードも
ある中、”Soon Forgotten”はへヴィで結構好きです。
このラインナップでの来日公演ももちろん
見に行きました。リッチー在籍時に比べると
メンバーがリラックスして演奏していたのが
印象的でした。
スティーブ・モーズ加入以降のDeep Purpleは
ハードロックバンドではなく、大人の普通の
ロックバンドになってしまっており、従来からの
ファンは未だに受け入れていないようですね。
それが証拠に、Deep Purpleのロック殿堂入り
の際、スティーブ・モーズと後に加入する
ドン・エイリーは対象外でしたからね。